〜複雑に進化するWeb3・仮想通貨業界の業務効率化にOpenAIを活用〜

この度OpenAIのChatGPTを利用した「pafinGPT」を自社で開発し、仮想通貨自動損益計算サービス「クリプタクト」 やWeb3の家計簿「defitact」などの仮想通貨関連サービスでの活用を開始いたしました。 
先進的なAI技術を活用することで、ユーザーにスピーディかつ正確な情報を提供し、煩雑で変化の早い仮想通貨領域におけるサポート支援の充実をより一層図ってまいります。 

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「pafinGPT」開発背景:複雑に発展を続けるWeb3・仮想通貨業界のサービス効率化にOpenAIを活用

 AIの市場規模は世界的に急速に成長しており、2021年から2027年までの間に年平均成長率(CAGR)16.8%で拡大し、2027年には156億米ドルに達すると予測されています(※1)。この成長の主な要因の一つは、カスタマーサポートの需要の拡大です。近年、多くの企業がメールや電話ではなく、対話型AIを活用することで、カスタマーエクスペリエンスとエンゲージメントの向上を目指しています。  
当社の主なサービスは、仮想通貨関連の取引を含むWeb3の経済活動に対して、適切な資産管理や取引活動の把握、納税のための損益計算サービスとなります。しかし、この複雑化するWeb3・仮想通貨業界を効率的に把握することは、非常に困難な経営課題の一つです。特に、カスタマーサポートでは、さまざまなWeb3活動に関するお客様からのお問い合わせに日々対応していますが、多様なケースに対応するためには、効率的な仕組みがチームにとって不可欠です。 
最先端かつ日々変化する仮想通貨環境の中で、当社ではOpenAIを活用して業務効率化を推進してまいります。

※1 出典:株式会社グローバルインフォメーション「対話型AIの世界市場」

「pafinGPT」について

ChatGPTはOpenAIが1億を超えるパラメーターを使って開発した自然言語処理モデルで、異なる文章間の類似度や含意関係を高精度に推測できる非常⁠⁠⁠⁠⁠に優れたAIチャットです。 当社は2022年11月、ChatGPT のリリース直後からその仕組みを活用し、自社独自の技術と知見で「pafinGPT」の開発を進めました。エンジニアリング業務においては2023年3月からトライアルとして活用を進め、カスタマーサポート分野ではサポートエージェントのトレーニングを軸として開発を進めてきました。 
「pafinGPT」を導入することで、ユーザーからの問い合わせに対して、加速的に進化する仮想通貨に関するWeb上にある膨大なデータを解析し、最新かつ正確な情報提供が可能になりました。同時に、データサイエンスとしても活用することで、問い合わせ内容をデータとして集計・分析し、スピーディかつ効率的に顧客ニーズに合ったシステム戦略に役立てることが可能になりました。 
今後は、カスタマーサポートの体制構築だけでなく、金融情報の情報収集や分析、注目すべきニュースの発掘など、多方面で「pafinGPT」の活用の幅を広げることで、さまざまなビジネス環境において最適なオペレーションを提供し続けることを目指してまいります。  


「pafinGPT」の現在・今後の活用事例

●カスタマーサポート:最適回答の生成 
●顧客要望のカテゴリー分類仕分け  
●日々の金融関連ニュースの要約生成


本件に関するお問い合わせ

株式会社pafin広報担当
pr@pafin.com

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